前回の続きです。
カッティングが終了したら、カットしたラインに沿って『ベベラ』という刻印を打ち、
模様全体を浮き上がらせる作業に入ります。
カービング用刻印は『ベベラ』一つとっても数多くの種類がありますが、
僕は主にシェリダンスタイル(※1)用の細かいチェッカータイプで、
打刻面の傾斜が従来の物より鋭角な物を使っています。
『ベベラ』を1〜2mmずつ滑らせながら、モウル(※2)を垂直に連続して打ちます。
『ベベラ』が打ち終わったら、フチのラインに三角形の刻印を一つずつ打刻していきます。
以上で打刻の工程は終了です。
この後は表面の仕上げに入っていきます。
※1 「シェリダンスタイル」
日本においてカービングの代名詞とも言える、ワイオミング州シェリダンでドン・キングによって確立された
カービングスタイル。
※2 「モウル」
刻印や目打ちを打ち込む際に使用する打ち具。