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明日でWHIZ TOKYOの2020年の営業は終了します。
2020年がまさかこんな年になるとは想像もできなかった年始。
コロナの影響により2ヶ月の休業や今まで経験してこなかった街や世界の状況。
世間的には全くプラスの事などなかった1年だと思いますが、この辛い状況の中個人的には20年続いてきたブランドとしての強さを初めて感じることができた年となりました。
人のいない原宿、続々と退店していく洋服屋や飲食店。
そんな中でも今まで関係を築いてきた多くの顧客様に支えられてこの1年を乗り超えることができました。
今年の早い段階から大変な状況になりそうだと感じていましたが、僕のできる事といったらみんなに喜んでもらえる洋服をデザインする事のみ。
お店の休業中も変わらず自分の仕事に徹し、いつお店が再開できるか分からない中20周年アイテムのデザインをしていたことがつい先日のようです。
そんな時期でしたが、幸い沢山の方にご協力頂いて無事インラインアイテムのリリース、多くの20周年アイテムのリリースをすることができたことは奇跡のように感じます。
7月6日からTOKYO.SENDAI.FUKUI.KYOTOに突然誕生したWHIZのお店。
期間は20周年シーズンとなるこの2020AWシーズンの間のみの予定でしたが、僕にはまだやり残したことがあるので先日僕の我がままでこの4店舗の形態を2021年7月6日まで延長してもらうことを各店舗に了承を得ました。
まだまだこれからの状況が良くなる確定など何もないですが、もうちょっとやりたいんだよな。って感じです。
来年も必ず色んな問題がでてくると思いますが、また乗り越えてみんなの生活を充実させる一部分になれるように全力を尽くしたいと思います。
2020年の今年は本当に多くの方に助けて頂きました。
僕の作った洋服がこんな時期だったとしても、みんなの楽しみの一つになってくれていたならそれほど嬉しいことはありません。
健康に気をつけてまたみんなに店頭で会えることを楽しみにしています。