先日のウォレットに続き、ボスより
M1300JPVがメンテナンス依頼で届きました!
内容的にはウォレット同様にまずヒモやインソールを外して
見えない部分でオイルとの相性を試してから作業を進めます。
気をつけた点としては、オイルがゴム系の接着剤と相性が悪い場合があるので、
キッチンペーパーを片手にレザー以外の部分にオイルがついたらすぐに拭き取りながら慎重に塗りました。
そして、2日ほどかけて十分に乾かしてからワックスを塗り仕上げてます。
あとは確かレザーも大丈夫だったハズなんでMARQUEE PLAYERを吹けば完璧だと思います。
調べなくてもレアで高価なモデルである事はわかったのですが、ついつい調べてしまって、、
結構ビビりながら作業させて頂きました。笑
しかし、普段スニーカーの縫製をまじまじと見る機会は少ないのですが
今回は作業をさせて頂きながら細部までじっくりと見させて頂いて、
その仕上がりの美しさに感動しました。
前回の吉田カバン製のウォレットといい
このM1300JPVといいやはりMADE IN JAPANの底力の凄さを感じ、身の引き締まる思いです。
もっともっと真摯に真面目に物作りに取り組まなければと気合いが入りました。
画像が施工前と後になりますが、すでに雰囲気の違いがお伝え出来るかと思います。
ただ、このメンテナンスは履き始めてから半年、1年後の
より良い経年変化を想定して行なっているので、ここからが始まりです。
定期的に表情の変化をボスに見せてもらうのが今から楽しみです。
ちなみにwhiz leathersの製品に関しましては、いつもこちらのブログでご紹介しております通り
製作過程の段階、縫製に入る前のパーツの状態でオイル、仕上げ剤の処理作業を施してありますので
お買い上げ頂きましたら、そのままご使用頂いて大丈夫です。
今回もボスのおかげでとても貴重で良い経験、勉強が出来ました!
ボスに感謝しながら今後の仕事に活かしていこうと思います。