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WHIZ LIMITED 2016 AUTUMN/WINTER COLLECTIONの展示会が無事に 終了しました。
ご来場いただきましたディーラー様、関係者の皆様ありがとうございました。
3月19日のショーでまたお会いできたらと思います。
そんな週末にリリースされたアイテムの中でGAUZE HENRYとBORDER TANKを紹介させてもらいます。

GAUZE HENRYは2015の春夏シーズンにリリースしたアイテムが下野さんのお気に入りということもあり袖を8分袖にしたアップデートモデル。
近年WHIZが提案しているゆったりシルエットとふんわりした素材感が特徴です。
BOEDER TANKも近年WHIZでリリースしているタンクトップにボーダー生地を採用したアップデートモデル。

そして2型に共通しているのがWHIZの新定番になりつつある裾の縫製仕様。
裾部分にロックミシンをかけてその上に飾りの2本針ステッチを施しています。
どちらも馴染みのある縫製仕様のため一見すると簡単に見えますが単純にロックミシンと2本針ステッチが一緒にはかけれないので普通にどちらかの仕様にするよりも工程が増えるため手間がかかっています。
ようするに2枚縫える時間で1枚しか縫えない！って言うとなんだか嫌らしいですがWHIZの縫製仕様ではこのような地味な拘りを持って常にものづくりをしています。
今となっては新定番になりつつあるので僕と下野さんの打ち合わせでも裾は"最近のアレで"みたいなニュアンスで会話していますが最初はロックと2本針の間隔を何ミリにするかで試作錯誤するほど見え方のバランスに気を使いました。
工場さんも今は馴れてくれましたが最初はパターンを見ただけでは理解してもらえずとても簡単な指示のはずなのに見馴れない組み合わせに逆に考え過ぎて微妙に違うふうに出来上がってきたりしたほどです、、
これからリリース予定のアイテムにもこちらの新定番のロック＋2本針ステッチが使われているものがありますので是非チェックしてみてください。


追記　　
ネームプリント

すでにお気づきになっている方も多いかと思いますが今シーズンからカットソーのネームが肌へのストレスを軽減する目的で細いタイプに変更になりステッチは両端ステッチ止めになっています。
こちらも従来のネームと比較検討し、ネームの付け方も何パターンか 用意して実際に下野さんが1ヶ月ほど着用して決定しました。

そしてそれに合わせてタンクトップに採用していたネームプリントも今シーズンから細いタイプにさりげなくチェンジしています。