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今シーズンの"OFF CITY"の要素の一つであるグラフィティカルチャーから 連想されたアイテムと言えば以前にも紹介したドリップペイントをモチーフ にしたDRIPシリーズやスプレー缶エプロン装着のBOMBシリーズなどがありましたがDOT SHIRTSはまさにスプレー缶でドット柄を描いた様なグラフィックが落とし込まれたドレスシャツになります。

すでにリリースされているDOT PARKAやDOT T-SHと同様にスプレー缶特有の塗料の細かい霧状の噴射の痕を表現したデザインが特徴です。
DOTデザイン
ショツに使用している生地はROLL T-SHのブログ で紹介したカットソーの素材選びと同様に綺麗めのエレガントなストリートスタイルを意識することで従来のWHIZのシャツ素材よりも細番手の双糸で織り上げた肌触りが良く光沢感がある素材を採用しています。
ちなみにWHTのみBLU、NAVと同じ素材を使用するとシャツを1枚で着用した時に肌がかなり透けてしまうのが下野さん的にNGということでエレガントさを損ねる事なく肌が極端に透けない生地の厚みに調整している点が地味ポイントだったりします。
シャツの縫製もWHIZでは馴染みのある太い糸によるチェーンステッチで凹凸感を出す縫製仕様ではなく細い糸を使用したドレスシャツ仕様など今シーズンらしい縫製仕様になっています。
インパクトのあるドットプリントに目が行きがちでベースとなるシャツは何気ないシンプルなものに一見すると見えてしまうと思いますが素材選びや縫製仕様に至るまでWHIZならでは拘りが詰まった1着だと思います。


追記　今回の地味ポイント
プリントテスト

今シーズン多様しているネオンカラーを始め、下野さんのマイブームとなっている白とネイビーの組み合わせなどいろいろと候補となるカラーでテスト。
ネイビーのプリントの濃度の違いで何パターンもテストしたり、実際に採用されたカラーとまったく違う色でテストしていたりと結果的に振り返って見てみると面白かったりします。